商材を適切に管理してくれること
商品の発送に関わる業務を物流会社に委託する場合、仕入れた商材を適切に管理してもらうことが重要なポイントになります。良い商品を取り揃えても、いい加減な管理をされてしまっては、商品の品質を維持できないおそれがあるからです。たとえば、食料品を通信販売しているのなら、徹底した温度管理が求められるでしょう。他にも、陶器やガラスといった壊れやすい商品を販売する場合は、割れや欠けに細心の注意を払ってもらう必要があります。大切な商品の品質を損ねることなく、ベストな状態でお客様のもとへ届けるためにも、商材の管理をきちんと行っている物流会社を選ぶようにしましょう。加えて、リアルタイムで在庫数をチェックできるとよいですね。
利便性の高い立地にあること
物流会社がどこに立地しているのかも、重要なポイントといえます。仕入れた商材はまず物流会社へ運ばれますが、場所が遠すぎてしまうと非常に不便ですよね。片道数時間もかけて商材を運ぶのは、時間的なロスが発生するだけでなく、ガソリン代などの余計なコストまでかかってしまいます。輸入品を取り扱う場合は、船舶や航空機なども使用するのではないでしょうか。そのため、港や空港へのアクセスがしやすいか、主要な道路や高速道路が近くを通っているのかなど、交通利便性を考慮して物流会社を探す必要があるのです。仕入れた商材を最短ルートで運び込める物流会社が見つかれば、運搬にかかるコスト削減はもちろん、業務の効率化も実現できます。
通販に関するすべての物流業務を通販物流と言います。商品の梱包、発送、検品など、多くの業務が含まれます。